身近であった人工透析の経験談まとめ

人工透析
【身近であった人工透析の経験談もくじ】
  【42歳 女性】叔父が腎不全で人工透析
  【44歳 男性】祖父が透析を長く続けられたことで表彰

【42歳 女性 叔父が腎不全で人工透析】

パートで介護の仕事をしている42歳の主婦です。

68歳の叔父が約3年前から腎不全で人工透析を受けています。

透析の大変なところは、週3回病院またはクリニックへ通う必要があり1回4時間程度かかるという時間的な負担が大きいことはよく知られていると思います。

叔父の場合は透析が必要になった時点で退職していたことと、体調は安定していて自分で車を運転して病院に行くことができているため時間的な負担については本人も家族もそれぼどは問題になっていないようです。

透析は治療が順調で体調に問題がなければ全く普通に生活できるのですが、身体の中に老廃物や水分などがたまりすぎないよう食事等の自己管理が必要になります。

そして叔父の場合一番辛いのは「水分制限」だと言っています。

そもそも腎不全は尿が出にくくなった状態で透析は余分な水分や老廃物を除去していく治療です。

そのため透析治療を開始するにあたり、細かい水分制限の指示が出ます。

叔父の場合、1日に取っても良い水分は700mlとされ、食事も含むため、飲み水としては1日500mlに抑えるようにと言われています。

飲み水にはお茶、水、ジュース、コーヒー、酒などが全てが含まれ、綿密に言うとうがいも1回約10ccとして計算されるそうです。

500mlというと食後に150mlくらいのお茶を飲むことしかできないので、家にいるならまだしも、外に出て汗をかくような運動は控えなくてはいけません。

また夕飯時に350mlのビールを飲みたいとしたら、朝から厳しい水分制限になります。

お酒好きな叔父としてはなによりお酒が楽しめないことが一番つらいようです。

さらに水分制限は季節とは関係ないので夏は特に要注意です。

暑い時期の熱中症対策は「水分と塩分こまめに取ること」が重要ですが、透析患者は体の中のろ過能力が落ちているため水分や塩分を過剰に摂ってしまうと病状の悪化につながります。

そのため暑さを避けることだけが対策になり、叔父も夏の暑い時期の外出は控えています。

このように叔父にとっては生活の楽しみが減ってしまう「水分制限」が一番の悩みのようです。

しかし透析をして元気でいるからこその悩みでもあるので、頑張って続けてほしいと思っています。

【44歳 男性】祖父が透析を長く続けられたことで表彰

年齢44歳、会社員です。

私の祖父は長期間の人工透析で国から表彰してもらったことがあります。

若い頃からずっと近所の病院で透析を受けていたので、旅行などにはほとんど行かなかったようですが、近所の河原で鯉を釣るのが楽しみだったようです。

人工透析は時間的な制約がかなり厳しいので、人生を謳歌するのが難しいのですが家の周りで釣りをしたり、畑仕事をするのが趣味だった祖父は精神的なストレスはほとんど感じなかったようです。

食事に関してはいつも気をつけていて、祖父はいつも「食べないことが薬」と言って精力的に食事制限にもチャレンジしていました。

栄養バランスは、毎食後に飲んでいる強力わかもとという医薬品に頼っているようで、若い頃から死ぬまで飲み続けていたようです。

人工透析に関しては、長期間継続するのが難しいらしく数十年続けていると自治体や国からいろいろ表彰されるらしいです。

祖父の自慢は中曽根総理大臣からもらった表彰状で、これは、透析を長く続けられたことを表彰するものでした。

もともと腎臓が弱かったために透析が必要になった祖父なので、生活習慣病が進行して透析が必要になった方とは事情が異なると思いますが体力面ではかなり厳しい思いをしたようです。

規則正しい生活をして、アルコールもタバコもやらなかった祖父ですが、それでも透析患者になるということは、体質や家族性などもかなり関係あるのではないかと感じています。

いつ誰が、人工透析のお世話になっても不思議ではないので、孫の私も生活習慣などにも十分に気をつけて健康診断なども毎年受けるようにしています。

今のところは、とくに問題がないので、遺伝的な問題はクリアできているのかと思いますが、それでも不安は尽きません。
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